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割れた画面から

by こざる

空っぽのケース。修理待ちの時間。

連絡ツールとしての携帯電話。いろんなことを考えて、破損は早めに直すようにしている。あとであの時って後悔したくないから。

だけど、ほんとに彼女のためになっているのかわからない。自分のやったことをまだまだ自分では責任取れない。働いたこともなければ、お金を稼いだこともない。

そう思うと、携帯電話やスマートフォンを渡すのは早いのかも知れない。けれど、普段のお友達との連絡にも今はなくてはならないツールになりつつある。親から見ても、連絡ツールとして使えないのは、つらい。

どこまで守ることが正しくて、どこまでしかるべきなのか。携帯電話に関しては、いつもいろんなことを考える。

河川敷で遊んでいて無くしたときは、GPSで翌日見つけ出したよね。家族で大騒ぎだったね。外で走り回って遊ぶときには、持って走らないようにって伝えたよね。

カバーをしていたのに、たまたま外れてしまって、コンクリートの床に落としたとき。泣きそうな顔で帰って来たよね。落としても割れない方法を自ら考えて、iFaceを使うようになったよね。

貴重品は、各自の管理で肌身離さず、がモットーの今通っている学校。クラブのときに、袋に入れて、舞台の上に置いていたスマートフォン。ボールが当たって、袋が落ちて、割れたらしい。ガラスフィルムもiFaceもつけていたけれど、ホームボタンから、バリッと。中に入っていた水筒がたまたまその上に落ちたのかもね。予期せぬパターンもある程度想定するように伝えたよね。

でも何かが伝えきれていない気がする。与えられて当たり前な年齢。自分では手に入れることが難しい年齢。渡すまでに我慢もさせたし、いろんな話もしたのだけれど、何かが足りない。

大切なものを
自分のために大切にする

そういうふうに伝えたいけれど、ママとの連絡ツール以上の存在になっている携帯電話は、本当に大切そうで、でもまた壊してしまって。

厳しく叱るには、大人に近づきすぎで、気づいてもらうには、まだまだ子どもで。

思春期って、すごく複雑な気持ちになります。


こざる
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